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現場監督の残業はどう減らす? 業務負担を軽減するために必要な施策とは

現場監督の仕事内容は、現場の進捗管理や作業のフォロー、内業(事務作業)など、業務の範囲が非常に幅広く、すべての業務を定時でこなすのは困難という声がよく聞かれます。
なかには、人手不足や工期の問題から「やむを得ず残業している」という方も多いのではないでしょうか。

働き方改革法案の施行により、2020年4月以降は残業時間の上限規制が設けられ、土木業における残業時間の削減が重要な課題の一つとなっています。

本記事では、現場監督の残業時間を削減するための施策について、詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. 1.建設業における労働時間の現状
  2. 2.現場監督のお悩み。残業が増える理由とは?
    1. 2.1.人手不足によって業務量が増える
    2. 2.2.工事規模・繁忙期による影響
    3. 2.3.予期せぬトラブルや工事の遅延
  3. 3.監督の「事務作業」をいかに効率化するかが大切
  4. 4.“撮るだけ”で写真管理をお任せできる“カエレル”
  5. 5.まとめ


建設業における労働時間の現状

土木業を含め、建設業全体の労働時間は全産業に比べて長いことが指摘されています。
厚生労働省が毎月行っている調査によると、建設業における2020年1月度の総実労働時間は、全産業平均131.3時間に対して152.6時間。所定労働時間は、121.4時間に対して139時間。残業については、9.9時間に対して13.6時間と、すべて上回っています。

とくに現場監督という立場は、現場作業や管理業務にくわえて、書類作成といった内業があるため、業務量が多く、残業しないと業務が追いつかないという場合もあります。
土木業では、「いかに限られた時間を有効活用できるか」「業務を効率化できるか」が非常に重要となっています。

出典:厚生労働省『毎月勤労統計調査令和2年1月速報


現場監督のお悩み。残業が増える理由とは?

ここからは、なぜ土木業の現場監督は労働時間が長く、残業時間が増えてしまうのか、その要因について整理していきます。


人手不足によって業務量が増える

建設業界でも人手不足は問題視されています。国土交通省が行った調査によると、同年3月における労働者の確保の見通しは、8職種※1で「困難」、「やや困難」の合計が全体の30.2%、4月の見通しは「困難」が22.1%となっています。

現場監督は、人手不足でも現場の指揮を取り、工期内で安全に設計どおりの工事を進めなければなりません。そのため、日々の管理業務だけでなく、人手が足りていない場合は現場作業をする必要もあります。

しかし人手不足でも現場の写真撮影といった品質管理を後回しにすることはできません。工程通りに進めるために現場作業をフォローし、結果として内業を残業してこなすという状況が生まれています。

出典:国土交通省『建設労働需給調査結果(令和2年1月調査)
※1・・・型わく工(土木)、型わく工(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、鉄筋工(建築)、電工、配管工


工事規模・繁忙期による影響

規模の大きな現場では、管理する人員やマネジメントの範囲も広くなるほか、撮影する現場写真の数などが増えるため、必然的に業務量が増加します。そのため、規模によっては残業が必要になるケースがあります。

また、企業の決算期や年度末などの繁忙期に発注が集中するといったことも、残業の要因の一つです。


予期せぬトラブルや工事の遅延

現場作業は、天候はもちろん想定外のトラブルによって作業が中断することも少なくないでしょう。

しかし工事は工期内に終わらせる必要があります。スケジュール通りに工事を進めるために残業で対応するというケースは一般的。上述の調査でも、残業や休日出勤を行って対応している理由として、天候不順が14.5%、全行程の遅延が31.9%という結果が出ています。

内業は現場作業の進捗に応じて行う必要があるため、工事の遅延のしわ寄せが現場監督の労働時間を圧迫しています。

出典:国土交通省『建設労働需給調査結果(令和2年1月調査)


監督の「事務作業」をいかに効率化するかが大切

現場作業では、繁忙期、天候などによって想定外の工事遅延が起きます。あらかじめ備えていても100%対応することは難しいのが実状。とくに人手不足に関しては、課題や改善すべき点は明確になっているものの、一朝一夕に解消できるものではありません。

現場監督の残業を減らすためには、まず内業の効率化を視野に入れることが重要です。
どの現場でも確実に発生するルーティン業務を効率化することで、現場監督の負担を削減、残業防止につながるといえるでしょう。

以下では、現場監督の業務の一つである写真管理における課題をみてみましょう。

  • 現場によって数百枚から数千枚の撮影・管理が発生する。
  • 大量の写真を一つひとつ分類し、目的やルールに沿った被写体が撮影されているかなどの確認が必要。
  • 作業に正確さが求められるため、一定の知識やノウハウが必要。
  • さまざまな種類の現場写真を整理し、情報に応じた管理が必要。

写真管理は予測できる業務ですが、膨大な枚数の工事写真を管理し、工事写真台帳を作成するためには、専門的な知識が必要です。内業のなかでも負担の重い写真管理を効率化することに現場監督の残業問題を解決する糸口があります。


“撮るだけ”で写真管理をお任せできる“カエレル”

現場の工事写真管理の効率化は写真管理業務の代行サービス“カエレル”がおすすめです。
以下では“カエレル”の特徴を紹介します。

  • 撮るだけで写真管理や台帳作成をワンストップで依頼できる。
  • 現場経験のある担当者が、写真不足やミスを指摘してくれる。
  • 電子納品データにも対応できる。
  • ツリー構造による写真管理で、情報をひと目で確認できる。
  • クラウド管理だから、情報共有やバックアップ対策にも有効である。

カエレルを利用すれば、現場監督は現場管理の写真を撮影し、専用のパソコンに取り込むだけ。写真の整理やテキスト化・デジタル化はカエレルが行います。作業時間や業務負担が大幅に削減できるため、現場監督の残業改善をサポート。現場経験が豊富な技術者が写真管理を担当するため、精度の高い写真管理で品質管理や生産性向上にも貢献します。土木建設会社である小田島組による代行サービスだからこそ、現場の視点に立ったきめ細かな対応ができることが、最大の魅力ともいえるでしょう。


まとめ

日々進んでいく工事に応じて発生する、膨大な現場監督の業務。品質や安全を保持して工期内に工事を進めていくためには、残業が発生するケースも少なくありません。
天候や想定外のトラブルなどで遅延が起こることもあるため、計画通りに工事を進めるには難しい部分も多いのが実状です。

人手不足の土木業界で、限られた工期のなか工事を進め、現場監督の負担を軽減するためには効率化が必要不可欠。どの現場でも必ず発生する写真管理といった内業は代行サービスの活用を検討してはいかがでしょうか。
土木建設会社である小田島組が運営する工事写真整理代行サービス“カエレル”なら、労力が必要な写真整理をサポートし、現場監督の残業時間の削減に効果が期待できます。

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