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工程・原価・安全・品質、施工管理を効率化する方法とは

長時間労働を是正するための取り組みとして、あらゆる産業で業務改善が進められています。土木・建設業においても例外ではありません。特に土木現場においては、現場監督の残業の多さが問題視されています。

本記事では、現場監督の施工管理業務の振り返りとともに、施工管理を効率化する方法について解説します。各業務の効率化を図ることは、工事全体の質を高めるだけでなく、現場監督の業務負担を減らすことにもつながります。本記事を参考に、現場監督の残業時間を削減するための業務効率化対策について検討してみてはいかがでしょうか。


目次[非表示]

  1. 1.施工管理の業務内容は多岐に渡る
    1. 1.1.工程管理
    2. 1.2.原価管理
    3. 1.3.安全管理
    4. 1.4.品質管理
  2. 2.IT、ICTの活用で効率化が可能に
    1. 2.1.工程管理の効率化
    2. 2.2.原価管理の効率化
    3. 2.3.安全管理の効率化
    4. 2.4.品質管理の効率化
  3. 3.まとめ


施工管理の業務内容は多岐に渡る

施工管理の業務内容は多岐に渡りますが、大きく分けると次の4つです。
4つの概要について振り返ってみましょう。

工程管理

工期を遵守するには、工事全体のスケジュールを把握するほか、各作業の進捗管理が欠かせません。作業効率を上げるためにも、工程表に沿って作業を進めていくことが重要です。

原価管理

原価管理業務では、人件費や材料費などの原価計算をしながら、予算との差異が生じないように管理する必要があります。会社の収益に直結する非常に重要な業務といえます。

安全管理

工事を進めるうえで第一に考えるべきことは、現場で働く人々の安全です。
工事の種類や使用する機械によっては危険が伴う作業もあるため、完成まで無事故で終えられるよう、常に作業員の安全が守られているか漏れのない管理が求められます。

品質管理

品質管理業務では、デザインや機能、材質、強度、寸法などの工程が設計図書通りの品質を満たしているかどうかを確認しなければなりません。品質評価対象の項目ごとに決められている方法で品質試験を行い、工事写真を含めた施工記録を残すことで、品質を証明します。


IT、ICTの活用で効率化が可能に

前項でピックアップした4つの施工管理業務は、いずれも効率化を図るツールや手法などが展開されています。
工事全体の質を高めるためにも、それぞれの業務効率化に目を向けてみることが大切です。

工程管理の効率化

工程管理を効率化するのに大切なポイントは、工程の見える化です。便利なツールを2つご紹介します。

・Koutei STARTER / 株式会社スノーピークビジネスソリューションズ

工程管理システムKoutei STARTERは、幅広い業務のニーズに対応できるのが大きな特徴で、Web Client機能によって見える化が実現します。工程順チェック機能で工程の抜け落ちを回避したり、実績データからリードタイムの短縮や作業手順の合理化を図ったりすることが可能です。
詳細は『Koutei STARTER』の公式サイトをご確認ください。

・InnoPM / 株式会社電縁

InnoPMは、スマホで簡単に入力できるクラウド型のプロジェクト管理ツールです。作業別や工程別、企業別等自社に合った軸で工数を登録できるなど、工数管理に特化しています。ガントチャートで工程管理と工数管理を合わせて行うことができるのも特徴です。
詳細は『InnoPM』の公式サイトをご確認ください。

原価管理の効率化

実行予算書や工事台帳の作成など、それぞれを独立した作業として行うのではなく、1つのツールやシステムで管理すること、業務フローに組み込むことで効率化が図れます。実際に工事現場で導入されているツールを2つ紹介します。

・建設原価管理ソフト 本家シリーズ  / アイキューブ

「現場の今、お金の今がわかる」をコンセプトに開発された原価管理ソフトです。日報入力するだけで現場の原価や利益管理ができるため、業務フローに取り入れるだけで改善点の把握が可能です。本家シリーズには、原価管理だけでなく出面管理や入金支払管理などのソフトも充実しています。
詳細は『建設原価管理ソフト 本家シリーズ』の公式サイトをご確認ください。

・EX工事管理システム / CASIO

主に中小規模の工事業向けの管理システムです。見積作成や受注管理、工事台帳作成、請求管理や入金管理などが全て一括で管理できます。
詳細は『EX工事管理システム』の公式サイトをご確認ください。

安全管理の効率化

安全管理の取り組みとして、マニュアルの作成や注意喚起などはこれまでも行われてきました。しかし、精神的な働きかけだけでは、事故防止への効力として不十分な面があるのは否めません。安全管理にもIT技術を取り入れることで、より精度の高いものになることが期待されています。

例えば、スマートフォンやセンサーなどのIoTデバイスを活用することで、作業員の位置確認ができるようにします。そうすることで、危険な場所への侵入、重機との接近などをすぐに検知し、作業員本人だけでなく現場監督者へ通知することが可能です。作業者の安全確保と同時に、監視業務の負担軽減にもつながります。

品質管理の効率化

品質管理の効率化を考える際、施工自体をどう進めていくのかはもちろんですが、品質担保の証拠を示す工事写真をいかに効率よく整理するかも重要です。工事写真の確認、管理には専門性を要するうえ、手間や時間がかかります。

工事写真の管理を行うために、専用アプリやツールを使用するのもひとつの方法ですが、より効率を高めるためにはアウトソーシングする方法もあります。現場写真整理サービス『カエレル』なら、現場経験豊富な担当者によって写真整理の代行が可能です。現役の土木建設会社である小田島組が代行しているため、豊富な専門知識を持って管理業務を行うことができます。


まとめ

施工管理は、大きく工程管理・原価管理・安全管理・品質管理の4つに分けられ、いずれも重要な業務です。現場監督や作業員などすべての従業員の負担軽減のためには、業務効率化の促進と同時に精度を高めることが求められます。効率化を図る方法として、IT、ICTを駆使したさまざまなサービスが展開されているため、それらの導入も視野に入れみてはいかがでしょうか。

品質管理に関する業務効率化の一環としては、外部に工事写真整理を委託するという方法も有効です。工事写真整理代行サービスを提供する小田島組では、現場経験の豊富なベテランスタッフが写真のチェック・整理を代行で行います。
現場によっては膨大なデータ量になる写真整理が、代行サービスの利用で大幅な工数削減が期待できます。日々の残業時間にお悩みの方や工事の質を高めたいとお考えの方は、ぜひ小田島組の『カエレル』の導入をご検討ください。

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