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建設現場の長時間労働はIT化で乗り切る

建設現場の人手不足は深刻化しており、長時間労働や休日不足といったさまざまな問題に悩まされています。

建設現場の長時間労働を改善するためには、IT化も必要です。
この記事では、IT化が求められている背景や課題、IT化するべきポイントをご紹介いたします。


目次[非表示]

  1. 1.IT化が求められる背景
    1. 1.1.人手不足
    2. 1.2.長時間労働が多い
    3. 1.3.縦割り社会
  2. 2.建設業でIT化できること
  3. 3.ITを活用したおすすめサービス
  4. 4.まとめ


IT化が求められる背景

建設現場では、FAXや電話を駆使して打ち合わせを行うことが多いのではないでしょうか。膨大な数の工事写真の整理や図面の管理、報告書の作成など、手作業で行っている建設現場もあるでしょう。

技術の革新やインターネットが普及し、建設現場でもIT化が求められています。
なぜ、旧態依然というイメージが強い建設現場にIT化が求められるのか、その背景について、詳しく見ていきましょう。

人手不足

建築業界は今、深刻な人手不足に悩まされています。総務省の「労働力調査」によると、もっとも建設就労者が多かった2009年の522万人をピークに、2019年には499万人に減少。

主な原因としては、投資の急激な減少や受注競争の激化、建築業で働く労働者の就労環境の悪化が考えられます。また、就業者の高齢化や若年層の建築業離れ、技能労働者数の減少も大きな要因となっています。

この現状に、厚生労働省と国土交通省が人材不足対策に乗り出しています。事業主に求職者ニーズを踏まえた求人活動の援助や、建設業に従事する若年層の正規雇用の推進、実技指導の展開など今後の発展を目指してさまざまな施策をサポートしています。

出典:総務省「労働力調査(基本集計))2019年(令和元年)平均(速報)結果の要約」、国土交通省「建設業及び建設工事従事者の現状」、厚生労働省・国土交通省「当面の建設人材不足対策

長時間労働が多い

建設業は他産業と比較しても、とくに長時間労働が多い業種です。
日本建設産業職員労働組合協議会の調査によると、2018年における全産業の所定外労働時間の平均20.5時間に対し、日建協平均が47.5時間。このうち、外勤土木が63.6時間、外勤事務が45.2時間と、いずれも大幅に超えていることがわかります。

また、同調査で2019年11月の休日について調べたところ、休日10日間のうち、外勤を行う従業員の休日数は7.7日。約2日を休日出勤していることがわかりました。

労働時間、休日ともに過酷な建設業界。改善に向け取り組んでいくことが急務と言えるでしょう。

出典:日本建設産業職員労働組合協議会「2019時短アンケートの概要


縦割り社会

また建築業は、古くからある縦割り社会の風潮が非常に強い業種です。専門性が高く技術が必要なため、『元請け』が工事の内容や予算に応じて『下請け』に仕事を依頼します。そして、さらに『孫請け』へと仕事が流れていきます。

こうした縦割り社会は、自社の判断で仕事のやり方を変更することが困難です。古くからの『徒弟制度』が今も息づき、働き方が改善されずに引き継がれている点も建設業界の特徴の一つ。改革したくても、改革しにくいという現状です。

そして建設業に従事している企業は、中小企業が多数。そのため、業務効率化を図るための投資ができないという資金面の問題もあります。


建設業でIT化できること

このような建設業で少しでも業務の負担を軽減していくためには、IT化していくことが重要です。上記でご紹介した『2019時短アンケートの概要』では、所定外労働時間の原因についても調査されています。

所定外労働を行った主な理由についての質問に対し、内勤・外勤ともに1位となったのは、「社内書類等の事務処理業務が多い」で、全回答の約40%を占めていました。続いて僅差で2位となったのが「発注者向け書類等の業務が多い」。建設業では、書類作業の効率化が課題となっていることがわかる結果となりました。

書類を扱う事務作業はIT化することが可能です。主に書類や現場で撮影した写真整理、紙で管理している図面といった煩雑な作業は、専用ツールを活用して効率化しましょう。IT化が進めば労力を最小限に減らすことができるため、人日生産性の向上や長時間労働の改善に効果が期待できます。

出典:日本建設産業職員労働組合協議会「2019時短アンケートの概要


ITを活用したおすすめサービス

建設現場でのIT化の第一歩として、工事写真台帳作成の効率化に取り組んではいかがでしょうか。工事写真台帳の作成は、数千枚以上の工事写真をPCに取り込み、黒板データをテキスト化したり、テンプレートに合わせて写真を挿入したりと、非常に煩雑で時間がかかります。

​​​​​​​工事写真整理は、ITを活用した写真整理サービス『カエレル』の活用がおすすめです。
カエレルは、専用端末で工事写真を撮影し、専用のPCに取り込むだけで、工事写真を工種・種別・細別に整理します。出来形規格値・実績値データの入力なども不要。すべてのデータが、クラウド上でいつでも共有できる状態にあるため安心してご利用いただけます。

まとめ

建設現場の人手不足は深刻化しており、工期に間に合わせるために長時間労働や休日出勤で対応している現状です。

建設現場の抱える課題を解消するためには、業務効率化が必要不可欠。とくに所定外労働の原因になる事務作業はIT化に効果が期待できます。

建設現場の長時間労働改善はIT化がポイント。まずはできるところからはじめていきましょう。

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