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IoTで土木業界の現場を改善を改善

近年土木業界においても、“IoT”で生産性の向上を図る取り組みが推進されています。

今回は、実際の土木現場でIoT導入がどのように用いられているのか、土木現場でIoTを導入するメリットや土木現場の作業を改善する具体的な方法を解説します。


目次[非表示]

  1. 1.土木業の生産性を向上するi-Construction
  2. 2.土木業界にIoTを導入するメリット
    1. 2.1.人件費の削減
    2. 2.2.安全の確保
    3. 2.3.部品の交換時期などを予測
    4. 2.4.品質管理の高度化
  3. 3.IoT導入後もマンパワーが必須
  4. 4.土木業界を働きやすい業界へ
  5. 5.まとめ


土木業の生産性を向上するi-Construction

生産性を向上するためには、土木業の抱えるさまざまな課題を一つひとつ解決していく必要があります。

そのためにはIoTの活用が不可欠。近年、土木業界でもIoTを活用した情報化施工が進んでいます。その代表例が“i-Construction(アイ・コンストラクション)”です。

i-Constructionは、建設現場の生産性を向上して魅力ある職場を目指す取り組みです。ICT・IoTといった技術を駆使することで、賃金水準の向上や「きつい・危険・汚い」といった土木業のイメージを刷新して労働環境の改善を図るのがねらいとなっています。

具体的には、建設工事における測量・設計・施工計画・検査等の一連の工程でICT※1やIoT※2を活用して、建設生産プロセス全体の生産性向上を目指します。具体的には、ドローンやレーザースキャナなどを用いた3次元測量や設計データの取得、ICT建機の遠隔制御などが挙げられます。

※1・・・Information Communication Technology(インフォメーションコミュニケーションテクノロジー)の略で、ITを活用したコミュニケーションのこと

※2・・・Internet of Things(インターネットオブシングス)の略で、モノをサーバーやクラウドを介して情報共有し制御する仕組みのこと

出典:国土交通省「i-Construction~建設現場の生産性向上の取り組みについて~


土木業界にIoTを導入するメリット

IoTの活用には、土木業界の抱えるさまざまな問題解決が期待されています。この章では、土木業界がIoTを導入することで得られる具体的なメリットについて紹介します。

人件費の削減

土木業界でも人手不足は深刻な問題です。ICT建機を導入して遠隔制御を行えば熟練のオペレーターでなくても重機を扱えるほか、施工管理の負担も低減。作業期間を短縮でき人件費や交通費の削減につながります。

安全の確保

建設現場における死傷事故率は年間労働者の約0.5%。これは全産業(0.25%)と比較して2倍の数値です。土木業が現場の安全性を確保するためにもIoT導入は注目されています。

上述したICT建機の遠隔制御の場合、不可視部分を確認するための乗り降りや重機付近の丁張りの設置が不要になるため事故のリスクが下がります。

出典:国土交通省「建設現場の生産性に関する現状

部品の交換時期などを予測

効率的に作業を進めることも生産性向上のポイントです。IoTを用いると、インターネットを介してモーターなどの部品情報を可視化することができます。部品の交換時期も予測できるため、システムに不具合が起こる前に対応できます。トラブル発生を未然に防ぎ、不具合発生時のダウンタイムもなくせます。

品質管理の高度化

施工を行ううえで重要な品質管理を高度化できます。IoTを活用すれば施工情報をクラウドにつなげて確認することが可能に。進捗状況や出来形情報をリアルタイムでモニタリングでき、細かなチェックを行えます。

担当者の作業工数を削減するだけでなく、速やかな異常検出や納期予測もでき、品質管理の高度化が期待できます。


IoT導入後もマンパワーが必須

IoTを導入することで、人件費の削減や安全性の向上や業務効率化など多くの効果が期待できます。しかし、注意点もあります。

ICT建機の操作や専門的な作業に関しては、建設機械施工技士といった資格が必要です。ほかにも、ICT建機のデータを見て現場に異常がないか判断できる知識や能力も必要なため、土木業における熟練した技術者の存在が欠かせないでしょう。

IoTを導入するなら実際に活用できるシステムや機器を選ぶことが大切です。現場で働く人がより作業しやすくなる仕組みをつくるために、自社の状況を充分に考慮しましょう。


土木業界を働きやすい業界へ

現場の作業環境の改善にはIoTの導入がおすすめです。しかし、導入コストがかかるほか、現場における重機の操作や状況判断に専門的な知見も必須。問題解決のために尽力するマンパワーも重要です。

土木業界を働きやすい場所にするためには、現場事務所で行う事務作業の効率化にも注目しましょう。

事務作業のなかでも負担の大きな工事写真の整理は、写真整理代行サービス“カエレル”がおすすめです。

カエレルは、土木施工会社としての実績がある小田島組が運営しているため、経験豊富なスタッフによるサポートを受けられます。写真整理だけでなく黒板内容のテキスト化や電子納品データの作成にも対応。作業時間の大幅カットが可能です。

長時間残業の要因になる、膨大な事務作業の効率化も働きやすい職場づくりの第一歩。まずは滞りがちな業務から見直しを図ってみましょう。


まとめ

土木業界もIoTの導入が進んでおり、国をあげたさまざまな取り組みが推進されています。IoTの活用には、人件費や作業工数の削減や安全性の向上などうれしいメリットが豊富です。

しかしIoTの導入には、ICT建機を活用できる知識や、状況判断を行える豊富な経験を有した人員も必要。現場をより働きやすくするためには、システムを活用できる環境の構築から始める必要があります。

土木業界の現場を改善するためには、自社の状況を見直すことが重要です。施工だけでなく現場作業に不可欠な事務作業にも、環境改善のヒントがあります。

まずは事務作業でも負担の大きな工事写真整理から始めてみてはいかがでしょうか。

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