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工事現場の情報セキュリティ対策とは

情報セキュリティの危機はあらゆるシーンに潜んでおり、工事現場も例外ではありません。

今回は、工事現場で必要とされている情報セキュリティ対策について紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.情報セキュリティ対策とは
    1. 1.1.工事現場で守るべき情報
    2. 1.2.基本原則
  2. 2.工事現場の情報セキュリティの事例と対策
    1. 2.1.情報機器の紛失や盗難
    2. 2.2.工事写真の漏えい
    3. 2.3.メールの誤送信
    4. 2.4.ウイルス感染
    5. 2.5.書類の紛失や盗難
  3. 3.セキュリティ対策が充実したサービスを活用しよう
  4. 4.まとめ


情報セキュリティ対策とは

情報セキュリティ対策とは、守るべき情報をしっかり把握したうえで、情報を守るための基本的な原則を理解することです。

工事現場で守るべき情報

工事現場で守るべき情報はさまざまです。代表的な例は以下の5つです。

  1. 図面・工程表・写真・打ち合わせ記録
  2. 発注者・近隣住民・工事関係者の個人情報 
  3. 建物の内部・設備の写真など 
  4. 工事技術・ノウハウなど
  5. 関係する各社の管理情報

工事発注者や工事関係者の個人情報は当然ながら、図面や工程表、工事写真のほか、打ち合わせに使った書類やデータなども挙げられます。また、建物の内部や設備の状況を撮影した工事写真も重要な情報です。

工事ではさまざまな技術が駆使されていますが、これらの工事技術も重要情報の一つ。工事に関わる関係各社の情報も、工事現場において守るべき重要な情報に含まれます。

情報が外部に漏れることで経営に大きな打撃を受けることも予想されます。これらの情報を扱う際には、取り扱いに細心の注意を払わなければなりません。

参考:一般社団法人日本建設業連合会・建築生産委員会IT推進部会・情報セキュリティ専門部会「協力会社における情報セキュリティガイドライン2019年1月

基本原則

情報セキュリティの基本原則は以下の3つです。それぞれを詳しくみていきましょう。

  1. 防御の手段を講じる
  2. ルールを策定して盗難・紛失のリスクを減らす
  3. 従業員の教育

まずは防御の手段です。ウイルス感染やハッキングといった犯罪被害を受けないよう、外部からの攻撃を防御する安全措置が必要です。システムのアップデートや適切なソフトを活用して防御システムを構築しましょう。

そして守るべき情報の紛失や盗難を避けるため、ルールを整備しましょう。持ち出しの制限や禁止を行い、情報漏えいのリスクを減らします。

最後にどのような行為が情報漏えいを招くのか、一人ひとりに教育を施しましょう。情報漏えいの危険性を理解して全員が高い危機意識をもつことが重要です。

参考:一般社団法人日本建設業連合会・建築生産委員会IT推進部会・情報セキュリティ専門部会「協力会社における情報セキュリティガイドライン2019年1月


工事現場の情報セキュリティの事例と対策

工事現場で情報漏えいが起こると、発注元はもちろん社会の信用も失います。また損害賠償請求が発生する可能性もあります。下記では具体例と対策方法を紹介します。

情報機器の紛失や盗難

出先での打ち合わせや在宅作業のために、会社から貸与されたパソコンを持ち出すことはよくあることでしょう。しかし業務で使用しているパソコンの紛失や、置き引きなどの盗難も情報漏えいです。

情報機器を持ち出す際は許可制にして、肌身離さず直行直帰することが必須。またUSBメモリなどの小さなアイテムは紛失しやすいため、保管場所を決めて管理を徹底しましょう。

工事写真の漏えい

作業員が現場写真をSNSに投稿し、工事写真が漏えいしてしまうというケースもあります。工事写真には企業独自の技術はもちろん、作業員や関係者の情報がわかることもあります。

社内全体でセキュリティ教育を行い、許可のない撮影やSNSへの投稿は禁止・制限することも考慮しましょう。

メールの誤送信

メールでやり取りを行う場合、送信先や添付ファイルを間違うこともあります。ファイルには単価入りの設計書や他社の見積書など、機密情報が含まれることもあるため充分な注意が必要です。

メールを送る前は宛先をドメインまで細かく確認、添付ファイルが正しいかをしっかりと確認して送りましょう。

ウイルス感染

最近では標的型攻撃メールが多数発生しています。取引先になりすましてファイルを開封させ、ウイルスに感染させるメールもあるため常に注意しましょう。

メールを受信してもむやみに開封せず、送信元アドレスを確認して開封しましょう。

書類の紛失や盗難

外出先で図面などの重要書類を紛失したり、盗難に遭ったりというケースも起こっています。どうしても図面を持ち歩く必要があるときは、必要最小限にして取り扱いに注意することが大切です。

万が一紛失や盗難が起こってしまった場合は、上司や担当者に速やかに連絡することを徹底しましょう。

日常のあらゆる場面に情報漏えいのリスクは潜んでいます。事故を起こさない仕組みづくりとともに、発生した際にどう対応するか、方針や手順を決めましょう。


セキュリティ対策が充実したサービスを活用しよう

工事現場では事務処理の工数も多いため、事務作業を楽にするソフトを活用している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

市販されているソフトであれば安全性等に問題ありませんが、ネット上には同じような機能を無料で使用できるフリーソフトもあります。

思い立ったときに手軽にダウンロードできる便利なフリーソフトも、セキュリティ面では万全とはいえません。フリーソフトの多くは動作などに保障がありません。悪質なソフトのなかにはウイルスが添付されている場合もあります。

膨大な事務作業を効率よく行うなら、煩雑な作業は外部サービスに委託するのもおすすめです。

小田島組が提供する“カエレル”は、事務作業でも作業量が多い工事写真整理を代行します。ウイルス対策を常に最新の状態に更新しているため、セキュリティ面でも安心です。またカエレルは専門のスタッフのみが閲覧できるほか、個別に秘密保持契約を締結するため信頼して利用できます。


まとめ

工事現場の情報セキュリティ対策には、まず守るべき情報について正しく把握すること、そして基本的な情報を理解することが大切です。

情報機器の持ち歩きや作業員による安易な撮影など、日常の何気ない行動に漏えいのリスクがあります。

企業の情報セキュリティ対策のために、社内全体で情報漏えいのリスクについて考えてみてはいかがでしょうか。

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