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【藤原のぼやき】#10 ICT施工の進化


目次[非表示]

  1. 1.最近の土木界で感じていること
    1. 1.1.令和2年度「i-Construction大賞」
    2. 1.2.工事のやり方は変わっていく
    3. 1.3.カエレルサービスの「建設・測量生産性向上展」参加
  2. 2.東日本大震災から10年


最近の土木界はコロナ禍の影響等もあってかIT化が進展している。おかげといっていいかわからないが、良い方向に向かっているような印象がある。


最近の土木界で感じていること


令和2年度「i-Construction大賞」


国交省が令和2年度の「i-Construction大賞」の受賞者26団体(国土交通大臣賞5団体、優秀賞21団体)を選出し発表した。


東北からは「工事・業務部門」で一関遊水地舞川水門新設工事(株式会社鴻池組東北支店)が、岩手県からは「i-Construction推進コンソーシアム会員の取組部門」で株式会社悳PCM社が選出されている。


面白いところでは同じ「i-Construction推進コンソーシアム会員の取組部門」の国土交通大臣賞に北海道岩見沢農業高等学校が選ばれている。




(出典:令和2年度 「i-Construction大賞」(国土交通省)


工事のやり方は変わっていく


当然のごとくICT施工で盛土も掘削も普通に行われている。遠隔検査は当然の流れのようになってきている。いかに速く対応し取り入れていくかを問われているように思う。


鉄筋の継手も機械式に移行しているようで、圧接はなくなりつつあるようだ。これらに共通しているのは時間の短縮が根本的な要素となっていることだと思う。機械、ITを使っていかに速くできるか、労務時間の短縮が求められているようだ。また、公共事業である以上、地域とのかかわりとして何ができるか、何をしたかも問われていきそうである。どこもやっている既存のやり方の他に何ができるかも、今まで以上に考えていかなければならないだろう。


国交省の工事評定の内容は細かく公表されているが、あれ?と思うようなことも記載されており、いかに基準の通り実施したかを調べておく必要がありそうだ。


弊社社長は国交省の優良工事が欲しいようだ。




カエレルサービスの「建設・測量生産性向上展」参加


話は変わってしまうが、弊社カエレル事業が5月12日から14日開催のCSPI-EXPO 第3回建設・測量生産性向上展〜次世代を担う最先端技術が一堂に〜に出店予定だ。


  CSPI EXPO https://cspi-expo.com/


2019年実績で来場者数が 38,919人、出展社数219社となっており、以前指導を仰いだワイズ社も出店していたようだ。ここでカエレルがどのような評価をいただけるかも楽しみの一つでもある。写真管理にとどまらず新たな対応を模索していかなければならないかもしれない。



東日本大震災から10年


3.11の震災から10年が経過した。自分としては一番印象深いのは三陸鉄道の復旧工事に携わったことだろうか。現地に工事内容の確認視察に行ったときは、何からどうやって施工していけばよいのか、施工計画そのものが全く分からない状況だった。一般的共通工種でもそれを施工するための仮設通路をどうするとか、全く見えない状況だった。それと運航再開の日時がすでに決定されており、逆算の工程管理を余技なくされたことである。


堤体そのものが津波で流出してしまっていることに加え、橋梁関係では橋脚のクラック、沈下、沓座の破損、トンネル内部のクラック、剥離など被害は多種にわたっていた。


今回は、その中でも橋梁補修と堤体について写真を添付する。


橋梁補修は今弊社で施工中の工事があるが、それと似ている作業である。橋梁桁が、沓座が破損したことにより沈下。元のレールレベルまで上げなければいけない内容だった。今ある橋脚に増打ちしステージングを組み、ジャッキアップして新たな沓座に交換するものである。ジャッキで規定値まで上げることができず、交換範囲ぎりぎりで作業したことを覚えている。今弊社で施工しているところは実際に見に行きたいと思っている。


あとは残念だったのが、先人が作った岩座堤体を隠してしまったことだろうか。

そのままの石で復元しようと試験施工したが、あまりの労力と時間がかかることがわかり、断念せざるを得なかった。先人の労苦を無駄なものにしてしまい申し訳なかったと今も思う。


亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。




追加

三陸鉄道は色々努力しているようです。他社さんとコラボしてテッシュペーパーを販売しているようです。購入してきました。


藤原 吉一
藤原 吉一

(ふじわらよしかず)1953年生まれ 秋田県出身 58歳の時に、転職を決意。どうせなら人生最後の会社は面白いところに行こうと。秋田を離れ、岩手の会社を受験。2社からは履歴書の「58歳」ということで断られ、小田島組を受験。社長の「この人は面白そうだから」という理由で、入社。入ってすぐに既存社員とぶつかり「前の会社ではこんなことやったらおかしい」とクレームを言うが、社長から「お前はその会社が嫌でうちに入ったんだろう。だったら、その会社のことを言うのはおかしいだろ」と言われ「確かに」とうなづいたというエピソードも。その後も、お客様を指さして社長からしこたま怒られたり、遠く沿岸の現場で同郷の社長と喧嘩したりと、破天荒な会社生活を送る。最後の仕事は、自分が東京の会社に就職したときにやった同じ仕事を、山梨で施工するというあり得ない偶然が。現在は、秋田からテレワークで、会社の施工管理の書類づくり。1歳の孫とともに、悠々自適な生活を送る好々爺。

\ 2020年グッドデザイン賞を受賞しました /

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