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【藤原のぼやき】#14 費用80%減!?3次元測量アプリをご紹介!


目次[非表示]

  1. 1.第3回建設・測量生産性向上展に参加してみて 
    1. 1.1.「OPTiM Geo Scan」(オプティム・ジオ・スキャン)
  2. 2.ツツガムシとの死闘
    1. 2.1.ツツガムシとは
    2. 2.2.河川維持工事(堤防天端補修・高水敷伐採)

第3回建設・測量生産性向上展に参加してみて 


 前回のブログ(第3回 建設・測量生産性向上展に参加してきました!)に記載した通り、カエレルは第3回 建設・測量生産性向上展に出展した。多くのお客様が「カエレル」ブースにご来場してくださったようだ。実際に来てくださったお客様から、貴重なご意見がたくさん集まった。

 そして現在たくさんのご相談をお受けする機会をいただいている。

 この機会を更なる成長につなげていかなければならない。写真管理をベースにした働き方を基本にしているが、それ以外の出来形管理、施工計画書作成、設計変更等の支援も手掛けていかなければならないと考えている。 

 同じ土木でも分野は広範囲で、経験も知識もない分野もある。しかし新しい分野を経験できるチャンスにも恵まれているので、自身の成長のチャンスと考え対応させていただきたいと思う。


「OPTiM Geo Scan」(オプティム・ジオ・スキャン)


 同じく第3回 建設・測量生産性向上展に出展していた企業『OPTiM』様が気になった。


 松尾建設(佐賀市)と共同で、スマートフォンやタブレットを測量したい対象物にかざすだけで高精度な3次元データを作成するアプリ「OPTiM Geo Scan」(オプティム・ジオ・スキャン)を開発した。

ドローンやレーザースキャナーによる3次元測量を外注した場合と比べて、費用を80%以上削減できる。

(中略)

測量する人に専門的な知識は必要ない。スマホやタブレットを対象物にかざしながら、周囲を歩いてライダーでスキャンするだけでよい。スキャンする際には小型のレシーバーを持ち運ぶ。レシーバーを任意の場所に設置してスマホなどで捉えると、正確な座標を取得できる。測量の計測誤差を50mm以下に抑えられる。


(出典先:スマホをかざすだけで3次元測量、小規模現場でも手軽にICT施工が可能に)


 これまで小規模な現場では、光波測量を採用する頻度が高かった。800㎡程度の現場だと、トータルステーションの操作と測量用のポールの設置で作業員が2人必要だった。オプティムなどが開発したアプリを使えば1人で測量できる上に、測量時間を従来の半分以下に減らせる。


 測量で取得したデータを使えば、CADソフトで3次元設計図などの作成や納品が可能だ。今までICTの導入が遅れていた小規模な現場では、ICT土工を前提とした施工計画などを作成できるようになる。

 オプティムの計算によると、ドローンやレーザースキャナーを使った3次元測量を外注する場合、1万㎡未満の現場で40万~50万円かかる。一方、アプリの測量では1現場当たり約6万7000円だ。外注せずに自社で機材をそろえるには、数百万円もの初期費用が必要だった。対して、スマホとレシーバーは合わせて20万円程度で済む。



(出典元:https://www.optim.co.jp/construction/optim-geo-scan/


 坂田ゼネラル・マネージャーは「今後、LiDARを搭載するスマホの機種は増えていく。観測の精度が上がれば、作成する3次元データの品質も向上するだろう」と予測しているそうだ。


 先週、CPDS講習に参加したが、どの会社もドローンを使用したICTは必須になっているようだ。これからはどんなに小さな現場でも使用され省力化されていくだろうと思う。

 

ツツガムシとの死闘

ツツガムシとは


 今の時期になると思い出すのは、ツツガムシ病だ。ほかの地方の方はご存じ無いかもしれないが、私の地方では知らない人はいない。




 河川流域では昔から、この感染症に苦しめられてきた。子どもや農作業をする農民らが高熱に苦しみ、命を落とした。河川敷や草むらに生息するツツガムシがもたらす病だったが、長く、原因不明だった。祠(ほこら)や地蔵を建て、この疫病の退散を願い、祈りをささげたりしていた。

かつて多くの人が命を落とす原因となったツツガムシは、いわゆるダニの一種だ。ツツガムシ科の節足動物で、漢字で「恙虫」と書く。つつが虫病は草むらなどで、病原体(リケッチア)を持つツツガムシの幼虫に吸着されると感染する。

(引用元:つつが虫病 東北に伝わる疫病退散の祈り

 自分の知識では、雄物川上流と信濃川にしかいないと思っていたが、そうではなかったようだ。


 秋田県の県南、湯沢市や横手市などの雄物川流域には今でも、「ケダニ地蔵」や「ケダニ神社」「ケダニのお堂っこ」などが多く残る。この病にかからぬよう、ケダニが悪さをしないよう、庶民が祈って建立した。とりわけ、つつが虫病の被害が大きかった湯沢市の弁天地区には大きな地蔵堂が立っている。