冬季工事における転倒災害の安全対策まとめ 現場ですぐ使える安全教育資料付
- さくら 及川
- 12 時間前
- 読了時間: 4分

冬季工事では凍結や積雪により転倒災害が多発し、労働災害の大きな要因となっています。
本記事では、施工管理者が現場ですぐ実践できる
冬季工事の転倒災害に対する安全対策を整理し、
安全教育で使える具体策まで分かりやすく解説します。
目次
冬季工事で転倒災害が多発する理由
凍結・積雪による足元環境の悪化
冬季工事では路面凍結や積雪、霜によって足元環境が著しく悪化します。
見た目では安全に見えても、実際には非常に滑りやすい状態が多く存在します。
特に朝夕は凍結が進み、転倒災害が発生しやすくなります。
施工管理者は日々の環境変化を把握することが重要です。
→ 日々の路面状況を点検し、写真で共有する行動を取りましょう。
気温低下による判断力・身体機能の低下
低温環境下では身体がこわばり、反応速度や判断力が低下します。
防寒着による動作制限も加わり、普段なら避けられる転倒災害が起こりやすくなります。
これは作業者本人が自覚しにくい点が特徴です。管理側の注意喚起が不可欠です。
→ 作業前ミーティングで体調と環境の確認を必ず行いましょう。
施工管理者が押さえるべき転倒災害の基本安全対策
作業前の危険予知と現場点検のポイント
冬季工事の安全対策ではKY活動(危険予知活動)が重要です。
凍結箇所や日陰部分、仮設通路などを事前に確認します。
点検結果をその場限りにせず、記録として残すことで再発防止につながります。
→ KY内容を写真付きで掲示し、全員に共有しましょう。
凍結・積雪時の具体的な現場対応策
融雪剤の散布、除雪計画の事前立案、すべり止めマットの設置は基本対策です。
特に人の動線上は重点的に対策を行います。
数値として「散布回数」「除雪時間」を決めると形骸化を防げます。
→ 対策内容をチェックリスト化し、毎日確認しましょう。
転倒災害を防ぐための服装・保護具の工夫
滑りにくい安全靴・スパイクの選定
冬季工事では冬用安全靴やスパイク付き靴の使用が有効です。
靴底の摩耗状況も転倒災害に直結します。
月1回など定期的な確認ルールを設けることが重要です。
→ 使用基準を明文化し、現場で統一しましょう。
動作性を損なわない防寒対策
防寒対策は重要ですが、厚着による動作性低下は逆効果です。
重ね着の工夫やストレッチ素材の防寒着を選ぶことで安全性と作業効率を両立できます。
→ 推奨防寒着の例を資料で示しましょう。
安全教育で差がつく|転倒災害を防ぐ教育の進め方
なぜ「口頭注意」だけでは事故は防げないのか
口頭注意は一時的な効果しかなく、記憶に残りにくい点が課題です。
人は視覚情報の方が理解しやすく、転倒災害の再発防止には教育方法の工夫が必要です。
→ 写真や図を活用した教育に切り替えましょう。
現場で“使える”安全教育資料の条件
現場で使える安全教育資料には、
写真付き、短時間で説明可能、再利用できる点が求められます。
特に冬季工事では「どこが危険か」を一目で理解できる構成が重要です。
→ 朝礼で5分以内に使える資料を準備しましょう。
【現役土木施工会社が作成】
現場ですぐ使える安全教育資料とは
実際の冬季現場で起きた転倒事例を反映
私たちは延べ300現場の内業代行サービスを運営し、全国の施工写真を整理してきました。
その中で実際に発生した冬季工事の転倒災害事例を資料に反映しています。
机上の空論ではない点が強みです。→ 実例ベースの資料で教育効果を高めましょう。
朝礼・新規入場者教育ですぐ使える構成
資料は朝礼や新規入場者教育で即使える構成です。
1枚1テーマで、写真と要点をセットにしています。
忙しい施工管理者でも負担なく運用できます。
→ 教育の標準化で現場品質を揃えましょう。
冬季工事の転倒災害対策は「教育×対策」で防げる
対策を“やっているつもり”で終わらせないために
冬季工事の転倒災害は、安全対策と安全教育を組み合わせることで大幅に減らせます。
労働災害は「分かっていたのに起きた」が最も多い原因です。
教育資料を活用し、継続的な見直しを行うことが重要です。
→ 現場で使える安全教育資料を活用し、転倒災害ゼロを目指しましょう。
冬季工事における転倒災害の安全対策は、労働災害を防ぐうえで欠かせません。
現場管理と安全教育を両立させることで、冬季工事のリスクは確実に低減できます。
現役の土木施工会社として、今後も現場目線の安全対策を発信していきます。






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